【文系人間がExcelVBAを使いこなすための最速7ステップ】

どーも、バーチャルYouTuberよみぞうです。みんな、今日も仕事お疲れ様!
よみぞうも疲れた!ビール飲んでテレビ見たいよね?
うん、すげぇ分かるよ!
よみぞう
でもお願いがある!仕事で日常的にExcelを使っている人は、帰宅後や休日の貴重な時間を少しだけ割いて、ExcelVBAの勉強をしてほしい!必ずみんなの将来のためになると思うから。ここに来てくれたみんなは「ExcelVBAやった方がいい」それはなんとなく分かるけど、どっから手を付けていいかわかんないんだよね?うん、そうだと思って、今日はExcelVBAを使いこなすための流れをよみぞうの経験を元に紹介していくよ。ぜひ参考にしてみてね!
1ExcelVBAを使ってどんなことができるのかを把握する
2 基礎を学ぶ
3 自分の業務のどこが自動化、効率化できそうか考える(なんとなくでOK)
4 効率化する流れを大まかに分解して日本語で書き出す
5 4で考えた部品の作り方を調べ、すぐ作って動かしてみる
6 5の部品を組みあわせ、自動化システムを作成する
7 デバッグ(バグ取り)(?時間)
1 ExcelVBAを使ってどんなことができるのかを把握する
ExcelVBAでできること、まとめてみた!
ExcelVBAでできることを5分ほどのmovieにまとめてみました!ぜひご覧ください。
他にも自動化できるもの
- 印刷範囲設定
- 条件に応じた書式の設定
- バックアップファイルの作成、保存
- ワンボタンで、フィルター、ソート
- インターネット上のデータを自動で表にできる
等があります。
VBAは関数の上位互換
上記の機能は関数等で実現できるものもありますが、覚えれば、関数より細かく設定できたり、組み合わせが簡単だったりします。よみぞう的には、関数を覚えるより、いきなりVBAを学ぶ方がコスパは断然いいと考えます。
Googleで検索
紹介した以外にも、ExcelVBAで出来ることは多岐にわたるため、全て紹介することはちょっと無理。職場で
これ面倒くさいなぁ
えな
と思った作業があったら、「その作業内容 + ExcelVBA 」で検索してみて下さい。ExcelVBAで解決可能かもしれません。
2 基礎を学ぶ
ここは避けられない。だが、効率的には出来る。
コツは「学んですぐ、手を動かすこと。」だよ。よみぞうが犯したミスがまさにここでした。本を読んで、なるほどね!と分かったつもりになって、PCを動かさないまま、エアプレイで最後まで読み進めました。なぜ、そうしたかというと、「実際にPCに打ち込んで確認するのが面倒だし、時間が掛かる。」と思ったからです。その後、じゃ作ってみようか、とPCを前にしたときに、愕然としました。
あれ…?何も打てない。
よみぞう
結局、また最初から読み直して、今度は読んだ都度、本に書かれている内容を実際に打ち込んで、勉強する羽目になり申した。
なぜこんなことに…
今ならはっきり分かるんですが、プログラムは「習うより慣れろ」的なとこがあり、アウトプットしないと身につきません。よみぞうは効率厨なところがあり、やる前に、最短ルートを見つけないと動かない悪癖があります。今回はこれが、逆に非効率を生んでしまい、まさに※「効率厨の七分袖」状態。皆さんは同じ失敗をしないで下さい。
※よみぞうのオリジナルことわざです。
よみぞう
VBAの基礎を学べる本
- 「入門者のExcelVBA 初めての人にベストな学び方 立山秀利」
- 「たった1秒で仕事が片づくExcel自動化の教科書 吉田拳」
様式の作成に役立った本
- 「エクセルExcelビジネス定型書類 作成術」
リファレンス本(事典)
- 「できる逆引きExcelVBAを極める勝ちワザ」
・最後に、よみぞうもExcelVBAの基礎を学ぶための動画を作っています。おふざけが過ぎますが、結構分かりやすくまとまっていると思うんだ。また、当ブログでも基本的なことは学べるかと思いますので、よければ他の記事もご覧下さいませ。
3 自分の業務のどこが自動化、効率化できそうか考える。(なんとなくでOK)
自分の仕事へのあてはめ
1,2で得た知識から、実際に自分の仕事にあてはめてみます。この作業はこの機能を使えばいけんじゃないか?と想像することから始めて下さい。どうしても思いつかない場合には、以下のポイントを参考にしてみてね。
自動化できるかのポイント
- 反復
- 複雑な計算、条件設定
- 転記
効率化できるかのポイント
- 入力や閲覧がしにくい表
- 複数人で編集する表
4 効率化する流れを大まかに分解して日本語で書き出す
プログラムとは要は手順書
ExcelVBAとはプログラムです。プログラムと聞くと難しそうに思えるんだけど、要は作業フローをPCが分かる様に書いただけです。なので、まず日本語で作業フローを書いてみるといいです。既に作業フローが作成されているのであれば、省略できます。イメージするために以下を見てみましょう。
↓実際にExcelVBAで書いたプログラム(プロシージャ)
はい、色々書いて難しいと感じるかもしれないけど、まずは緑の部分だけ見てみよう!
よみぞう
うーん、なんとなくなら読めるかも?
だって日本語だもん!
まぁ当たり前だよね。日本語だもん。一応説明しとくと、
緑の部分が日本語!
その下が対応するプログラム
という構成になっているよ。だから、この日本語の部分をなんとなく書いてみましょう。ということです。後はその日本語を1行ずつPCに分かるように翻訳していくイメージかな?
翻訳するのは、もちろん覚えなきゃいけないけど、日本語の部分だったらなんなく書けそうだよね?
5 4で考えた部品の作り方を調べ、すぐ作って動かしてみる。
どうやって調べるか
このステップまで来たら、先ほど紹介したような、逆引き事典を手元に置いていた方がいいです。部品の作り方を調べる時に大変重宝するよ。無くても、全てGoogleで解決するかもしれないけど、調べる時間的コストが削減できると思う。ちなみにGoogle等で学習する際はダブルモニタ体制をおすすめします。詳しくは以下の記事を参考にしてみてね(‘ω’)
ポイントは「すぐ」作って「すぐ」動かしてみること。
ステップ2の理由と同じ。エアプレイは厳禁!調べてコードが分かったら、すぐに!作ってみること!作ってみて理解できることや、逆に理解できないことが明確になってくるよ。そして作る度(変更する度)に必ず動かして見て下さい。思った通りに動くか確認してみよう。これをやっておくと、後述するデバッグ(バグ取り)がやりやすくなります。ただ、それよりも…
プログラムが動くと楽しい
そうです。もうね、めっちゃ楽しい。どんな簡単なコードでも
プログラムというものを、自分が書いて、自分が動かしたんだ!
よみぞう
という自負が生まれ、「俺ってプログラマー感」が身体に浸透していきます。よみぞうが初めて書いたコードはただの転記処理。関数でも実現できる簡単なコードだったけど、実行ボタンを押して、思い通りに動いたときの感動は今でも忘れていません。この初心が後々の苦しい時間を支えてくれた気がする。「あんな簡単なコードであんなに面白かったんだから、これ出来たらどんだけ面白いんだ?」と考えるとモチベーションを保てました。
6 5の部品を組みあわせ、自動化システムを作成する
4で書いた手順通り、5の部品を組み立てる。ここでも、一気に組み立てるのではなくて、部品を足すごとに、実行して、挙動を確認して下さい。
7 デバッグ(バグ取り)(?時間)
くそつまんない
はい、きました!不都合な真実。さっきからデバッグデバッグ言ってましたね。ここが鬼門です。プログラムというのは作って、なんのバグもなく一発で動くなんてまれです。普通は何かしらのエラーが出て、それがどこか、どうやって直すかという検証作業が必要になってきます。便宜上ステップ7として紹介したけど、実際には、ステップ5,6で触れたタイミングで、こまめにデバッグを行うことが重要だよ。
このデバッグ作業、よみぞうは控えめに言って、くそつまんなかった。
よみぞう
ただし、段々パズルを解くような感覚に変わってきて、楽しめるようになりました。今はデバッグこそ、プログラムの本質なんじゃないかと思っています。ただし、先ほど述べたように初心者の内は、くそつまんないと思います。でも、安心して!当ブログでもエラー探しの方法は近日中に記事にまとめて公開する予定です。それ見てもらえれば、大体のエラーが特定できると思います。参考にしてみてね。
(【仮題】どこだよ!エラーとのかくれんぼに勝つ5つの方法!【近日公開】)
あと、どうしてもモチベーションが維持できない方向けに、以下の記事も鋭意制作中だよ。
【仮題】プログラムもう無理!と思った時の現実逃避5選【近日公開】
ここまでの7ステップで大体学習のイメージがつかめたかな?その後は3~7の繰り返しを行い、システムに機能を追加していくことになると思います。これで、独学でも、ExcelVBAを使いこなして仕事の能率を劇的に上げることが出来るようになるはずだ!
有料の講座を使うという選択肢もあるかも
よみぞうはお金が無かったので、全て独学でExcelVBAを学びました。その結果年間で500時間以上労働時間を削減することができました。ただし、実現しようとしていた処理が、多人数同時使用かつ複雑な処理だったため、(いきなりそれを作ろうとしたよみぞうの無謀さ)それを実現するまでに、半年程(モチベが維持できず、サボっていた時間も含んでいます)時間が掛かっています。もちろんこれでもトータルでは+です。しかし、もしお金があれば、オンラインスクール等を検討したと思います。
でも、マジでお金がなかった!(繰り返し)カードローンの返済もあったし、保険のあれとか…
よみぞう
独学で一番辛いのはデバッグが終わらないこと!
独学で一番躓くポイントはデバッグ。エラーの正体が分からず、かなりの時間を費やしました。デバッグの辛いところは、成果が見えづらいこと。(実際はちゃんと前に進んでるんですが)何回も仮説を建てて検証するという作業を楽しめるようになるには時間が必要かも。ほとんどの人にとって、いつ終わるか分からない作業を続けることは苦行です。
もしよみぞうがExcelVBAマスターに質問できる環境を確保できたとすれば、1ヶ月程で同じシステムが作れたと断言できます。
よみぞう
まとめ
基本的にはこのステップ1~7の手順を踏んでいけば、少しずつExcelVBAを使いこなせるようになってくるはず。ただ、特に時間が余りない!最短でいきたい!という人は、有料の講座を検討しましょう!また、当ブログでも微力ながら楽しくExcelVBAが学べるような記事を頑張って書いていくので、参考にしてくれたらうれしいです。あと、ブログを読む時間さえ惜しいという忙しい人のために、YouTubeで動画も公開しているよ。(まだ少ないけど)
ぶっちゃけふざけた動画だけど、どこよりも楽しくExcelVBAが学べるように、ちゃんと真面目にふざけて作ったよ!
よみぞう