【ExcelVBA入門】なんかできそう!基本編1/2【第2回】

動画も併せてチェック!
今回からさっそくプログラムを書いて、いきなり実行してみたいと思います
よみぞう
い、いきなり?
えな
そう、いきなり!こういうのは「完璧に理解してから書き始める」というやり方だと、いつまでたっても、使えないんだよ。やってみてから理解できることも多いから!
よみぞう
そ、そうなの?
えな
そうなの!大丈夫簡単なプログラムだから、誰でもできるよ!
よみぞう
えなでも?
えな
う、うーん?
よみぞう
何でえなだけできないの!
えな
いや、実際えなだけできない事多いからなぁ
よみぞう
あ、そうかも
えな
納得してんじゃねぇ!
よみぞう
まずは前提知識を少々…
少し面倒だなぁ…
えな
あー、やっぱそう言うと思ったわ。もう予想通り!
でも、すぐ終わるし、簡単だから大丈夫!少し我慢して聞いてね。
よみぞう
分かった!
えな
素直か!
よみぞう
実は違う!マクロを扱うファイルの保存方法
まず、基礎の基礎。マクロを扱うエクセルファイルと普通のエクセルファイルは保存方法が違う。どういうことか、実際に見てみよう。
- エクセルを開く
- ファイル
- オプション
- 保存
- ファイルの保存形式を「マクロ有効ブック( .xlsm)」にする。
この形式で保存しないとマクロが保存されませんので注意して下さい。
一生懸命プログラム(プロシージャ)書いても、保存されないなんて悲しいよね。
あー、えながやりそう!
えな
自分で言うな!
まぁたしかに、そう思って最初に説明したんだけどさ。
よみぞう
ここで注意!
初期設定のとおりにやると、マクロを作成したエクセルファイルを開くと、
これが、毎回出てきます。これ何でかというと、エクセルではファイルを開いただけで実行されるプログラムがあり、それを利用した悪意あるプログラムの実行を防ぐため、マクロの実行を原則無効にしています。信頼できるファイル(自分で作ったファイルとか)のみ、「コンテンツの有効化」を押してロックを解除して下さい。
VBAの編集ツール(VBE)概要
前提知識が終わったので、次行きます。まずはプログラムを作る画面の起動方法の説明。まず「Alt + F11」を押してください。
うわ!なんか出てきた!
えな
この画面は、今後は何回も開く画面なので、まずはこれを覚えよう!
よみぞう
ALT+F11ね。なんか隠しコマンドみたいね。上上下下左右左右…ぐふふふ。
えな
何が面白いんだよ!
よみぞう
画面の説明
うーん、なんか難しそう!えな無理かも!
えな
すぐ無理とか言うな!そう思うかもしれないけど、大丈夫!たいした事ない!
「できないことなんかない!」と思うんだ!
よみぞう
うん、分かった!
えな
(すぐ洗脳されるなこいつ)
よみぞう
プロジェクトエクスプローラとは
この画面は「エクセルファイルの部品」を表示するウィンドウと考えて下さい。このような部品で、一つのエクセルファイルが構成されている。今はその程度の理解でいいです。
プロパティウィンドウとは
プロジェクトエクスプローラで選択された部品の情報を表示する画面だと考える。エクセルファイルが車だとすると、その車の部品、タイヤとはエンジンとかミラーとかの詳細情報が表示されるみたいな感じ。
例えば、タイヤを選択したとしたら、メーカーはどこかとか、スタッドレスとか、の情報が表示される。と考えてね!
よみぞう
さっそく簡単なプログラムを書いてみよう!…と、その前に!!どこにプログラムを書くのか
標準モジュールを追加しよう!
本当は色々な場所があるけど、とりあえず今は「標準モジュール」という場所に書くと考えましょう。では、「標準モジュール」はどこにあるでしょうか。探してみよう。
うーん?どこかなぁ?
…………
えな
あー見つからない!
えな
そう、ないです!
よみぞう
え?
えな
自分で追加する必要があります!
よみぞう
あちゃー!
えな
「挿入」→「標準モジュール」を押すと、
プロジェクトエクスプローラに部品が追加されたのが確認できます。
こんどこそ、簡単なプログラムを書いてみよう!
標準モジュールをダブルクリック。すると、一番大きい画面が開きます。
この画面はコードウィンドウと言って、エクセルにどんな処理をさせるかというプログラムを書くウィンドウです。
では、簡単なプログラムを書いて実行してみます。
はい、書き終わりました。後で細かく見ていきますが、どんな内容かというと、
- このエクセルファイルのシート1のA1セルに「サンプル1」と入力。
- A2セルに「サンプル2」と入力
という内容です。
このプログラムを実行するんですが、実行方法には2種類あります。
- 1行ずつ実行していく方法(F8)
- 一気に全部実行する方法(F5)
です。今回は一気に実行していく方法をやってみたいと思います。では、「F5」を押します。
A1セルに「サンプル1」、A2セルに「サンプル2」と入力できました。
次回で詳細解説だよ!
よみぞう